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国際エアライン学科 2025.12.01
ANA中部空港さんで学ぶ“本物の接遇力” ~ANA中部就業体験1日目~
ANA中部空港さんで学ぶ“本物の接遇力”
~ANA中部空港就業体験1日目~
先日、国際エアライン学科・グローバル学科(エアライン専攻)の1年生が、ANA中部空港様のご協力のもと2日間の就業体験に参加しました!今回は、そのうち1日目の様子をお届けします。
■ 初日はドキドキのオリエンテーションからスタート!
就業体験初日。
会場に到着した学生たちは少し緊張した表情で集合しました。まずはオリエンテーションを行い、今回のプログラム内容や担当してくださるANA中部空港グランドスタッフの方々の自己紹介からスタート。
自己紹介の中では趣味や休日の過ごし方なども交えた和やかな雰囲気で進み、最初は緊張していた学生たちも次第に笑顔を見せるようになっていきました。
■ 午前:グランドスタッフの仕事を「知る」
午前中は、空港で働くグランドスタッフのお仕事についての座学から。
チェックインカウンター、ゲート、手荷物業務など、それぞれのポジションでどんな役割を担っているのか、実際の業務フローを交えながら学びました。
その後は制限区域内やカウンターなどを見学。
普段はお客様として入ることのできない場所を実際に見て回ることで、空港での仕事がどれほど多くの人の連携で成り立っているのかを体感できました。
学生は、現場で働くスタッフの動きやチームワークの大切さを間近で感じ、真剣な眼差しでメモを取っていました。
■ 午後:接遇訓練と座談会で“おもてなし”を考える
午後からは、接遇訓練の時間。
「自分がされて嬉しかった接遇とは?」についてグループごとに意見を出し合い、「笑顔での対応」「相手の立場に立った声かけ」「心のこもったあいさつ」など、実体験をもとにディスカッションを行いました。「お客様に喜んでもらうためには、自分が嬉しかった経験を思い出すことも大切」という気づきが多くの学生に生まれたようです。
続いては、VIPルームでのプチ座談会。
ANA中部空港グランドスタッフの方から、VIP利用されるお客様に対して意識していることや印象に残ったエピソードなどをお聞きしました。
「新聞やニュースを見て時事の知識を増やすことも大切」という言葉が特に印象的で、学生たちの胸に強く残ったようです。
接遇とは“マニュアルではなく心からのおもてなしである”という、学びの本質を感じ取る時間となりました。
■ 現場を歩き、リアルを知る
1日目のプログラム終盤では、ゲート業務の見学も実施。
カウンターで預かった荷物がどのようなルートで飛行機に運ばれていくのか、搭乗準備から客室乗務員との連携まで、一連の流れを実際の現場で確認しました。
グランドスタッフとしての役割や、1便を支えるチーム全体の動きを目の当たりにした学生たちは、「お客様を安全に、快適に送り出すためにこんなに多くの仕事があるんだ」と驚きと感動の表情を見せていました。
そしてなんと特別に、すべてのお客様を機内へご案内したあと、飛行機のすぐ近くまで行かせていただきました!
パイロットの方やお客様に「いってらっしゃい」と手を振る学生たちの表情は、ニコニコ笑顔でした!一人のグランドスタッフとして、お客様を安全に見送る瞬間を体験できた貴重な時間となりました。
■ 学びを次のステップへ
こうして盛りだくさんの1日目が終了。
「空港で働くことの責任やチームの大切さを実感した」「スタッフの方々の笑顔や立ち居振る舞いがとても勉強になった」といった感想を口にしていました。
緊張と発見の連続だった初日を終え、2日目はついに“現場で自分が動く”日へ。
次回のブログでは、2日目の体験の様子をたっぷりご紹介!
実際に行ったアナウンス練習やチェックイン対応のロールプレイなど、学生たちがどんな成長を見せたのか——ぜひ次回の記事もお楽しみに!

