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国際エアライン学科 2025.12.04

憧れの空港で“自分が動く”体験を! ~ANA中部空港就業体験2日目~

先日行われた、国際エアライン学科・グローバル学科(エアライン専攻)1年生によるANA中部空港様でのインターンシップ。
昨日のブログでは1日目の様子をお届けしましたが、今回はその続編として、実際の業務を体験した2日目の様子をご紹介します。

■ 実際のゲートで本格シミュレーション!
2日目は、いよいよ「現場で自分が動く」実践的なプログラムが中心。
アナウンス練習を行い早速、実際に使用されているゲートエリアへ向かいました。
この日は、搭乗口でのアナウンス体験や、イレギュラー時(急な変更やお客様対応)の対応方法も実施。
さらに、パソコンを使ってお客様情報を確認する操作など、現場で欠かせない実務スキルも学びました。


中でも学生たちを驚かせたのが、ゲートシミュレーションで使用された研修用の「搭乗券」!
なんと研修用の搭乗券には、学生それぞれの名前や自己紹介の際に話した“好きなアーティスト・俳優の名前”が印字されていました。
グランドスタッフの方々が事前に準備してくださったこの“サプライズのおもてなし”に、学生たちは思わず笑顔に。大切そうに研修用の搭乗券を眺めていました。

■ リアルな空港業務を体で学ぶ
ゲートでは、実際の自動改札機やパソコン画面を操作しながら、搭乗手続きの一連の流れを体験。システムの使い方や確認項目の多さに戸惑いながらも、グランドスタッフの方のサポートのもと少しずつ慣れていく姿が印象的でした。

また、ジュニアパイロット(お子様お一人での搭乗)や車椅子をご利用のお客様対応など、さまざまなケースに応じた接客も実践。
言葉だけでなく、身振りや目線、心配りなどの大切さを改めて学びました。
「想像していたよりも、どんな状況にも柔軟に対応する力が必要なんだと感じました」
「“お客様の安全を第一に”という言葉の重みを実感しました」
そんな声も多く聞かれ、濃い内容の午前プログラムとなりました。

■ 午後は先輩スタッフとの座談会へ
午後からは、ANA中部空港で実際に活躍している先輩係員との座談会が行われました。
これから本格的に始まる就職活動に向けての心構えや、学生時代に意識しておくべきこと、やっておいた方がよかったことなど、現場のリアルな声をたっぷりと伺うことができました。

質問タイムでは「面接で心がけていたことは?」「学生のうちに磨いておくべき力は?」など、次々と質問が飛び交い、あっという間の1時間に。
先輩方の丁寧な回答に、学生たちは「夢を叶えた先輩の言葉は本当に心に響いた」と感銘を受けたようでした。

■ 実際のカウンターで“預け入れ業務”を体験!
後半は実習室へ移動し、手荷物端末の操作やカウンター業務のデモンストレーションを実施。端末の使い方を教わった後は、実際にお客様役・スタッフ役に分かれて、荷物の預かりから処理までを体験しました。
最初は操作に戸惑う場面もありましたが、回を重ねるごとに笑顔とスムーズな動作が増えていきます。
「限られた時間の中で丁寧に対応すること」
「会話の中からお客様のニーズを読み取ること」
「どんな時でも笑顔を忘れないこと」
そのすべてが、グランドスタッフとしての大切な姿勢であると改めて感じられる研修でした。

■ 2日間の学びを胸に、次のステージへ
こうして2日間にわたるANA中部空港での就業体験が終了。
学生たちは、憧れの空港で実際に体を動かし、現場で働く方々のプロ意識と温かさに触れることができました。
「空港の仕事は“人の想いをつなぐ仕事”だと感じた」
「今日学んだ笑顔と心配りを、これからの就活にも活かしたい」
そんな前向きな声が多く聞かれ、学びの充実度はとても高かったです!


ANA中部空港の皆様、2日間にわたり貴重な体験と温かいご指導を本当にありがとうございました。学生たちはこの経験を糧に、夢に向かってさらに前進していきます。

“未来のエアラインスタッフ”として羽ばたく日を目指して頑張ります。