国際ホテル学科 2021.03.30

ホテル業界への就職を考えている皆さんへ

皆さんこんにちは

 

新型コロナウイルスの流行が1年以上続き、

特にホテル業界やエアライン業界は大きな影響を受けています。

 

ホテル業界やエアライン業界に憧れて入学したトライデントの学生の皆さんも

そんな社会状況の中で不安や悩みを抱えながら就職活動に向き合っています。

 

今日は、パーク ハイアット 東京から内定をいただいている国際ホテル学科2年生の安田 彩派さんと、

長島観光開発から内定をいただいている林さんへのミニインタビューを通じて

学生の皆さんの声をお届けします。

 

 

―お二人の中で、林さんはちょうど新型コロナウイルスが大流行してからの時期に就活だったんですよね。

 

林 :はい。

 

―で、安田さんはもっとその前に決まっていた?

 

安田:はい。

林 :(内々定は)2020年の2月中だもんね?

安田:たぶん3月くらいにコロナの最初のピークが始まっていたと思うんですけど...私は就職活動が終わったのが2月の中旬だったから...ちょっと話題になったくらいだったと思います。

 

―じゃあ就職試験とかもコロナ関係なく?

 

安田:当時は全部東京に行きましたし、たぶんマスクしてなかったと思います。

 

―そうですよね。その時はまだマスクマスクそこまで騒がれていなかった印象があります。

 林さんはどうでしたか?

 

林 :もうオンライン面談でしたね。対面だったらマスクでっていう。

 

―じゃあ二人とも全然違う就職活動を経験してたんだ。

 

林 :そうですね。

 

―コロナ禍の中での就職活動に対して、コロナのせいで選考が進まなかったり止まったりってのはありましたか?

 

林 :当時第一志望だった企業はとりあえずまず説明会が延期になって、それ以外の企業もそもそも説明会が軒並み中止になって、その後に「選考はします」ってなって...

 

―説明会は無いけど?

 

林 :無しです。

 

―ええー!無かったんだ。

 

林 :はい。で、一次選考のWebテストをやったんですけど...それが通って面接の日程を決めた数日後に「ごめんなさい。今年は採用を中止します。」ってなって...

安田:うわー...

 

―じゃあ面接の日取りは決まってたのにっていう流れだったんだ...

 

林 :そうです。だから人によっては(面接を)やってた人もいたと思うんですけど...っていう状況でした。

安田:それは良かったのか悪かったのか...

林 :そのときは嫌でした。モチベーションが下がって仕方なかったです。

   第一志望の、そこにしか当時は行きたくなかったから「どうしよう」って思って。

 

―そうですよね。『なかなか次にいけない』ってことは無かった?

 

林 :「でも次にいかないと」ってなったと思います。

   「いつかは(内定)いけるだろう」って思わないとって。

   そのときは冷静だったんですけど、むしろ内定先が決まってから結構悩みました。

 

―このまま内定いただいた先で決めていいのか、ってこと?

 

林 :噂で、(第一志望先が)次年度はたくさん採用をする、新卒1年目になる自分たちも新卒として扱ってもらえる、っていうのを聞いて、1年アルバイトとか就職浪人とかした方がいいのかなったのもありました。

 

―そこで、林さんは何で今の内定先(長島観光開発)にしようってなったんですか?

 

林 :すごく悩んで、先生にも親にも友達にも相談したんですけど、話してみて「この時期に内定をもらえたってことがすごいことじゃないのか」っていうのを思って、経験としてもすごくいい就職先なんじゃないかなと。

 

林写真リサイズ.jpg

 

―じゃあ少し話を変えて、これからまだコロナ禍が続く中で就職することに不安などはありませんか?

 

林 :無いですね。

安田:今というより(内々定が出て)最初は、私は決まるのが早かったので、「内定を取り消されるんじゃないか」っていう漠然とした不安はありました。コロナがこんなに流行するとも思っていなかったし、東京は真っ先に緊急事態宣言が出ていたし。

 

―確かにその気持ちはわかります。

 

安田:別の学校に通っている友達が内定取り消しされたっていう話も聞きましたし。

 

―それは怖いね。

 

安田:採用したはいいけど、「やっぱり止めます」っていうのがあるんじゃないかって。

   しかも私はそこが最初から第一志望だったし、決まった後は就活を続けていたわけではないから、余計不安でした。

 

―じゃあ林さんとは違うけど、早く受かったなりの不安があったんだ。

 

安田:嬉しいけど不安でした。

 

―それは実際に体験談を聞かないとなかなかわからない部分ですね。

 

安田:だと思います(笑)。

 

安田写真リサイズ.jpg

 

―安田さんは就職で東京に行くわけですけど、親御さんから何か言われたりはしない?

 

安田:私は昔から「東京に住みたい」「東京で働きたい」って言っていたので、親もあきらめてる感じですね(笑)。

 

―林さんの親御さんからは、コロナ禍での就職に何か言われていないですか?

 

林 :今もテーマパークでアルバイトしてて、職業柄そういうリスクがあるのはしょうがないっていうのは理解してもらってると思います。

 

―なるほど。

 じゃあ最後に、二人とも4月からそれぞれの内定先で働き始めるわけですが、それぞれ意気込みをお願いします。

 

林 :トライデントで学んだサービス接遇やアルバイトでの経験を活かして即戦力として働いて、最終的には他の社員をまとめるような人材になりたいです!

安田:まずは与えられた仕事を完璧にこなせるようになりたいです。あとは、ホテルにいらっしゃったお客様に喜びや安心を与えられるような人になりたいです!

 

―林さん、安田さん、ありがとうございました!

  

 

ご存知のとおり、ホテル業界やエアライン業界がおかれている状況は非常に厳しく、採用活動を中断している企業もあります。

今回、インタビューに応じてくれた林さん・安田さんの他、ホテル業界の内定が得られた学生はたくさんいますが、

その一方でコロナ禍により他の業界へと進路を変更した学生もいます。

 

でも、ホテル業界・エアライン業界は必ず復活します。

 

今、専門学校に入学しても、卒業後すぐに業界に就職するのは難しいかもしれません。しかし、多くの企業は、採用活動を再開した時、社会経験がある即戦力を求めて「中途採用」を行います。

その時に、きちんとしたホテル・エアラインの知識やスキルを身に着けた応募者は、復活のためにアクセルを踏もうとする業界にとって貴重な人財となるのです。

 

私たちは、ホテル業界・エアライン業界で活躍する人財を輩出し続けたいと思っています。

そのために、在学中に何を準備しておけば良いのか、どのような業種に就職すると有利なのか、社会人になった後も継続して勉強しておくべきことは何なのかを、企業の担当者から伺い、カリキュラムに反映しています。

皆さんが将来必要となる知識やスキルを身に着け、来たるべきその時に業界を支える人財となるための環境を整えています。

 

採用がないからと言って、すぐにホテル業界やエアライン業界を諦める必要はありません。

 

トライデントでは、進路や学校選びについてのご相談に随時対応しています。

ホテル業界・エアライン業界に興味がある皆さん、まずは一緒に考えましょう!

 

オープンキャンパスや個別相談などの詳細・ご予約はコチラからご覧ください。

 

また、就職活動を終えた学生へのインタビュー動画をYoutubeで配信中!

コチラからぜひチェックしてください!